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ホワイトニング
WHITENING

なな歯科
審美歯科

ホワイトニングについて

近年、生活上のさまざまな場面において、“歯の白さ”が注目されるようになりました。歯の色は肌の色のように個人差があり、人種や歯の種類(前歯や奥歯など)、年齢によっても異なります。たとえば、アジア系の人の歯は黄色味を帯びているのに対し、欧米人は灰白色系統の色をしています。切歯(前歯)に比べて犬歯はもともと色味が強く感じられることが多く、また加齢によっても歯の色は濃く変化します。

「ホワイトニング」を「歯を白くする処置」と捉えるならば広義には、歯の清掃研磨やセラミック等による審美的な被せ物なども含まれますが、一般的には薬剤を用いて歯を削らずに歯を白くする処置をデンタルホワイトニングと呼んでいます。

ホワイトニングには歯科医院内で完結するオフィスホワイトニングと、歯科医師の管理下で自宅で行うホームホワイトニングがあります。
ホワイトニングの原理としては、薬剤中の過酸化水素が、歯に付着した着色汚れ(有機化合物)を脱色・分解することで歯が白く美しくなります。

 

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの比較

     オフィスホワイトニングホームホワイトニング
過酸化水素高濃度低濃度
場所歯科医院自宅
期間90分程度を数日2時間以内を2週間
効果の出現即日1~2週間
部位エナメル質>象牙質エナメル質<象牙質
効果人工的な白さ自然な白さ
後戻り
歯・歯肉への影響
知覚過敏
 

ホワイトニングの適応症

○生まれつき歯が黄色い方

肌の色に個人差があるように、歯の色にも個人差があります。健康な歯であっても「歯の色が黄色い」と悩まれている方がいらっしゃいます。このような生まれつきの歯の黄色味(主に象牙質の色)に対してホワイトニングは有効です。

○食品・嗜好品による着色

お茶やコーヒーに含まれるタンニン酸やタバコのタール成分など、外因性物質による歯の着色はホワイトニングの対象です。

○加齢による黄ばみ

加齢とともに象牙質の厚みと石灰化が増し、色味が濃くなります。また、エナメル質では色素が取り込まれ、歯の表面は飴色のような光沢感を伴った色へと変化します。このような加齢による歯質変化を伴う歯の変色・着色もホワイトニングの適応です。

○テトラサイクリンによる軽度の変色歯

歯の形成段階においてテトラサイクリン系抗生物質を服用すると、歯の変色をきたすことが知られています。歯頸部(歯の根元)の変色が強くない比較的軽度の場合はホワイトニングの対象となります。

 

ホワイトニングが不適当な場合(禁忌症)

○全身的要因

  • ・無カタラーゼ症の方
  • ・テトラサイクリン系薬剤による重度の変色
  • ・ホワイトニング剤や使用器材にアレルギーのある方
  • ・妊娠中や授乳中の女性
  • ・健康状態が悪く、ホワイトニング処置を行うだけの体力がない方

○口腔内要因

  • ・金属イオンによる変色歯
  • ・口腔衛生環境が不良な方
  • ・重度歯周病の方
  • ・虫歯の治療が終わっていない方
  • ・エナメル質や象牙質の形成不全歯
  • ・重度の知覚過敏歯
 

ホワイトニングの流れ

①口腔内診査及び治療の説明

シェードガイドという歯の色見本を使って、現在の歯の色およびホワイトニング後に得られるであろう歯の色の説明をします。通常、ホワイトニング前と比較して2トーン(2段階)程度、歯の色が白く変化します。

②虫歯や歯周病などの疾患が認められた場合は、ホワイトニング開始前に治療を行います

口腔内検査の結果、ホワイトニングを行う前に歯科治療が必要な場合は、治療を優先して行います。

③ホワイトニング方法の決定と施術

担当の歯科医師と相談してホワイトニング方法を決めます。

ホームホワイトニングの
手順はこちら

④メンテナンス

○毎日のセルフケア(歯磨き)

ホワイトニング効果を持続させるためには毎日のセルフケアがとても大切です。少なくとも1日1回、ホワイトニング専用の歯磨き粉を使用してエナメル質表面に付着した着色を除去することが望ましいです。
右の写真は当院で歯を白く保ちたい方にお勧めしている歯磨き粉です。ポリリン酸ナトリウムやピロリン酸ナトリウムといった成分が歯のカルシウムとキレート結合することで着色物質を浮き上がらせて除去します。

○歯科医院でのプロフェッショナルケア

3~6ヶ月に1度、専用の器材を使用してセルフケアだけでは除去できない着色やバイオフィルム(歯の表面に付着した細菌)を除去し、歯面を滑沢にします。定期的なプロフェッショナルケアと日々のセルフケアを徹底することで、ホワイトニング後の色の後戻りを最小限にとどめることができます。

○タッチアップ(追加漂白)

ホワイトニングで獲得した歯の白さは、個人差はありますが多少の後戻りが生じます。歯の白さ、口元の美しさを維持するためには、タッチアップホワイトニング(追加漂白)が必要となります。適切な時期にタッチアップを行えば、初回のホワイトニングよりも短期間で施術直後の白さに戻すことが可能です。

 

ホワイトニングにおける副作用

○知覚過敏症

ホワイトニング施術後に起きる歯の痛みや違和感は、過酸化水素が歯質内へ浸透(エナメル質→象牙質→歯髄)することによって生じます。痛みの程度には個人差がありますが、一般的に、薬剤の濃度の高いオフィスホワイトニングの方が知覚過敏症状を生じやすいです。

○歯肉の変色と痛み

特にオフィスホワイトニングで濃度の高い薬剤が歯肉に付着した場合に、歯肉の腐食が起こり、痛みを生じます。

 

費用

ホワイトニング

ホーム(2週間) 11,000円
オフィス(1回) 16,500円
トレー(1顎) 11,000円

ホワイトニング(物販)

薬液1週間分
(ティオン2本、オパールエッセンス4本)
3,300円
薬液2週間分
(オパールエッセンス7本)
6,050円
薬液2週間分
(ティオン4本)
6,600円

※掲載価格は全て税込となっております。

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